※週刊少年ジャンプ 呪術廻戦第261話の内容を含むため、まだ見ていない方は、気を付けてください。
Contents
宿儺がみた亡霊の正体は?
ビブラスラップにより、カムバックを果たした東堂とともに宿儺を追い詰め、
そのまま心臓を潰そうとする虎杖悠仁ですが、術式が復活した宿儺に領域を発動されかけます。
しかし、宿儺が殺したはずの五条悟の姿を視界に捉え、そこに視線を向けると、
おでこに羂索と同じ縫い目をした五条悟が立っていました。
それを見た宿儺は、
「そこまでできる奴とは思わなんだ!! 乙骨憂太!!」
と叫びます。
そう、復活した五条悟は、乙骨憂太が中身でした。
決戦前の作戦会議
シーンはまた決戦前の作戦会議に移ります。
そこには、日下部・冥冥・憂憂・家入・秤、乙骨、真希、綺羅羅、パンダ・狗巻がいました。
五条悟が負けて死んだ場合、乙骨が羂索を殺した後に肉体を渡る術式をコピーし、
五条悟の体になって戦う、という作戦の提案をしていました。
内容としては理解を示すものの、難色を示していました。
真希は乙骨の体を案じて反対、秤は条件付きで反対(全員死ねばもう勝手にやればのスタンス)、
日下部は人間的にどうなんだという理由により、反対。
そのほか、無下限呪術をコピーする手段・六眼をコピーする手段を提案されますが、
無下限呪術は六眼がないと使えない、六眼は体質なのでコピーできない、という理由により却下。
「リカ」のコピーは5分制限があるため、5分後の乙骨がどうなるか問われますが、
乙骨も答えは持っていない様子です。
煮え切らないみんなに乙骨は怒りを示し、
「人間性を捨てて、宿儺に勝てるなら迷わず捨てるべきだ。怪物になるのがそんなに怖いですか?」
と問います。
真希は
「みんなオマエが大事なんだよ」
と言い返し、狗巻も同調しますが、
乙骨は、五条悟は大事じゃないのか、怪物になることを五条悟にずっと押し付けてきたんじゃないかとさらに怒ります。
呪術総監部を皆殺しにしたのは
シーンはさらに移り、五条悟と乙骨の会話がスタートします。
乙骨は五条悟が死んだら体を貰い受けることを五条悟に伝えます。
五条悟は、特に嫌がる様子もなく 負ける気もないし死体なんてどうでもいいとドライな反応です。
一方、家入が反対しなかったことには少しムカついていたみたいです。
そして以前に烏鷺に言われた藤原の血のことを五条悟に聞きます。
しかし五条悟は菅原の血を引いていることを訂正することなく、
案外両方合っているということもあるんじゃない?と伝えます。
生まれは五条悟より恵まれているということをさらに続けて伝え、
それで負けたらダサいということと、雑な呪力をどうにかしろ、とさらに伝えます。
その後、乙骨も含め一緒にいた真希・パンダ・狗巻に対し、みんな帰れと言います。
なんと、五条悟は呪術総監部を抹殺しに行こうとしているところでした。
そうすることによって、楽厳寺が次のトップに立ち、渋谷事変後のゴタゴタはもうない、と読んでいます。
五条悟に帰れと言われたみんなですが、
「もう独りで怪物になろうとしないでください」
と乙骨は五条悟に伝え、その場で待つことを宣言しましたが、
「(そりゃ無理な話だよ 俺はあの時置いていかれたんだから 追いつかなきゃ)」
と独白します。
その時、夏油傑と決別した時を思い出していました。
乙骨が宿儺の「解」をくらい、離脱後のシーンへ
シーンは、宿儺の「解」をくらい、離脱した後になります。
甘井は糖分を出力して家入・新田のサポートに任命されていました。
そして運ばれてきた乙骨を見て、心が抉られています。
新田も乙骨が五条悟と同じ真っ二つであることを確認します。
これには新田の術式や、乙骨の反転術式のキャパを超えていると判断しています。
「リカ」のおかげでまだ意識を保っていた乙骨ですが、それも限界に近く、
家入に例の作戦である、五条悟に乗り移ることを伝えます。
家入は少し何かを考える様子を見せつつ、
「五条の死体は縫合を終わらせてある。移動次第反転術式を全開にして体を仕上げろ」と言います。
そして乙骨は「右手でゴメンね」と「リカ」に伝え、コピーした羂索の術式を発動し肉体を乗り移ります。
乙骨憂太(五条悟)vs宿儺激突!
両面宿儺の“結界を閉じない領域”に対する結界術の解は、五条悟により出されている
というナレーションが入り、両者領域を展開し、次号です。
考察
ありえるくらいで思っていた予想が、まさかの的中でした。
ようやく予想が当たって嬉しい反面、複雑な気持ちです。
乙骨のコピーには5分の制限時間があることから、おそらく5分かそれ以内で乙骨は完全に退場かと思います。
が、今回で五条悟より乙骨の方が血縁エリートであることが示唆されました。
乙骨が藤原と菅原の両方の血を引いているということは、どこかで藤原と菅原が交わった血縁ということになります。
この伏線が今回の宿儺戦で何かしら明かされるかもしれません。
もしかしたら、結界術については五条悟より上手で、宿儺を上回る可能性がありますね。
例えば、無量空処のターゲットを選択できる、などです。
→無量空処は発動術者本人に触れていないとくらってしまいますから、このまま行くと虎杖悠仁と東堂は廃人コースです。
5分後に乙骨の術式効果がきれ、体が乙骨に戻る
→家入がすでに肉体の縫合を済ませていて、反転術式全開で乙骨の体と乙骨は復活
→五条悟の体はそのまま魂が呼び戻った五条悟が入り、そのまま復活
みたいな超展開ないですかねー。