※週刊少年ジャンプ 呪術廻戦第230話の内容を含むため、まだ見ていない方は、気を付けてください。
魔虚羅の無量空処適応のタネ明かし
魔虚羅が無量空処に適応できていたワケがわかりました。
宿儺は、五条悟との領域の押し合いの際、自分自身への必中命令のみ相殺していました。
そのため、適応を肩代わりしていたのは、伏黒恵の魂でした。
つまり方陣については、伏黒恵の魂に対してくっついていて、「ガコン」していたわけですね。
5発無量空処を伏黒恵はくらい続けていたので、魂的には大丈夫かちょっと気になるところです。
また宿儺は、五条悟の無量空処を厄介だと感じていたようで、その手札を消しておきたかったこともわかりました。
しかし、五条悟は無量空処の適応は宿儺・伏黒恵はできておらず、
魔虚羅だけが適応できているに過ぎないと指摘しています。
→適応の過程のみ肩代わりさせたということ。
宿儺がすぐ魔虚羅を帰したのは、きっと一撃で五条悟に破壊されることを懸念したのでしょうね。
五条悟が領域展開不可能な状況へ
五条悟は再び宿儺に無量空処をくらわせるために領域を展開しようとします。
適応できているのは魔虚羅だけのため、再び召喚してきたとしても一撃で消すと言っています。
しかし宿儺に「貴様はもう領域を展開できない」と言われ、
実際領域の展開は失敗に終わり、鼻血を出してしまいました。
同時に術式に対し、反転術式ができていた理由も明らかになりました。
術式は右脳の前頭前野あたりに刻まれており、五条悟は、
その脳ごと呪力で破壊してから反転術式をし、脳を治すことで一緒に術式もリセットする。
という離れ業をずっと行っていたようです。
肉や骨を治すのとはワケが違うらしく、もう限界であることを宿儺はわかっていました。
宿儺も領域展開不可能な状況へ
五条悟が領域展開不可能なことを知っている宿儺は、魔虚羅の方陣を出し、
次は閉じる領域展開をすることを宣言します。
そして五条悟を切り刻みながら、“無限”にも適応するつもりです。
「じゃあな最強。俺がいない時代に生まれただけの凡夫」
と言い放ち、領域を展開しましたが、「ボンッ」という音とともに御厨子がぶっ壊れました。
宿儺は、延べ10秒にも満たない無量空処のダメージで領域展開が不可能になるほど、
脳にダメージを受けていました。
再び肉弾戦へ
お互い領域の展開が不可能になったところでまた肉弾戦です。
しかし、術式の性能では五条悟が有利です。
このままいけば五条悟の勝利が近づきますが、宿儺は万が言っていた、
“絶対的な強者 それ故の孤独 あなたに愛を教えるのは”
という言葉を思い出しているところで次号に続きました。
考察
まず、五条悟の鼻血については呪力が尽きそうとかではなく、脳のダメージであることがわかりましたね。
五条悟は鼻血だけでしたが、宿儺は目からも出血していました。
これは流石に宿儺の方が脳にダメージがあると見ていいでしょう。
また229話が掲載されているジャンプの巻末コメントで、
「脳の仕組みが違うので無量空処は呪霊の方が人間より効きが弱かったりします。」
とあったので、それを回収した形ですね。
230話の本誌の引きは「両者譲らず 最強決戦はラウンド2へ!!!」とのことだったので、
ラウンド1は、これまでの既出の情報だけで戦いを展開していたということになりそうです。
そのため、ラウンド2は初情報が出てくることになろうかと思いますが、
一番は万が宿儺に託したものが出てきそうですね。
そのほか今後の可能性として考えられそうなのは、
・ 五条悟が天逆鉾を持っている
・ 五条悟の獄ノ番
・ 羂索の乱入により、五条悟・宿儺ともに退場
でしょうか。
