※週刊少年ジャンプ 呪術廻戦第241話の内容を含むため、まだ見ていない方は、気を付けてください。
髙羽の過去編
今話は、髙羽の過去話から始まりました。
坦々大学で元相方とネタ合わせをしていた際は、元相方にブチキレる場面がありました。
元相方が、愛想の悪い髙羽のせいで先輩芸人に目をつけられないよう、
積極的に飲み会に参加していたようです。
その結果、二日酔いでネタ合わせに参加することになり、またネタも覚えてこれなかったようです。
が、それに対し、髙羽はそんなことよりもっと真面目にお笑いをやるよう怒ります。
そこで散々擦られた、あのセリフが出てきます。
“オマエとお笑いやっても楽しくねぇんだよ!!俺達が笑ってねえのに、客が笑えるわけねぇだろ!!”
なんとか浮上しようと試みましたが、結局そのままコンビを解散しています。
30代折り返しのあたりで解散しているようです。
髙羽はなぜお笑いをやっているか?
髙羽は、元々真面目で他人に厳しい子供だったようです。
そのせいで小学生の時は嫌われていたようです。
それが寂しく、そんな自分を変えたくて精一杯チョケてみたところ、
笑ってもらえ、自分が悪者じゃないんだと分かってもらえ、それが嬉しかったようです。
それでどんどん友達ができましたが、相方はできなかったようです。
オードリーのネタをテレビで見て、羨ましがり涙を流す一面も描写されました。
髙羽は、もっと自分を知ってほしい。もっと知ってくれればもっと自分を面白いと思ってくれ、
そしたらもう寂しくなくなると独白しています。
子供時代の髙羽との対話
「真面目にお笑いやるってなに?」
子供時代の髙羽から髙羽へ素朴な疑問が投げられます。
そして、「みんなチョケてる俺が見たいんだろ?」と続けますが、
そこは多分そこまで重要ではないと髙羽は考えています。
では、なぜお笑いをやっているか改めて問われたところ、
みんなに自分を知ってほしいから、お笑いを始めた とのことです。
髙羽の後悔
みんなに知ってほしいからお笑いを始めたにも関わらず、
羂索に、
“オマエにウケなくなって、オマエ以外にウケたら関係ねーんだよ!!”
と言ってしまったことを後悔していました。
過去にケンさんに言われた、
「気にすんな100人中100人におもろいと思ってもらうなんて無理な話や」
という言葉を肯定しつつも、
これは全員に面白いと思ってもらうことを諦めるための言葉ではないと、理解しました。
しかしながら、髙羽は自分に都合の良い解釈をし、諦めてしまっていました。
自分が傷つきたくないがために、
お笑いとちゃんと向き合っておらず、いつからか真面目にお笑いをやっていなかったと独白します。
羂索への謝罪と決意
戦闘描写へシーンは戻り、追い討ちをかけようとする羂索でしたが、
髙羽の土下座のフォームを見て、
“美しい 本気の土下座だ 私がこの域に達したのは20代後半・・・”
と呆気に取られていたその瞬間、
「いや 私は何を言っているんだ?」とすぐさま我に帰ります。
そして髙羽は羂索に「ごめーーーん!!」と謝罪を始めます。
オマエ以外にウケたら関係ねーんだよ!!と実は思っていないこと、
傷つきたくないがために、羂索を切り捨てたこと、
100人中99人が笑っても、満足できず最後の一人まで笑わせたい。
羂索を胃袋吐くまで笑わせる、それが自分とお笑いだと決意表明をします。
羂索は、
「できんの?君に」
と言いつつも顔にわくわく と書いてありました。
考察
髙羽の覚醒回でしたね。
総括すると、髙羽は寂しかったのでしょう。
みんなに知ってもらえない寂しさ、あとは相方がいない寂しさでしょうか。
しかし吹っ切れたので、次の話からはどのように髙羽が覚醒しているか楽しみです。
・ 羂索が髙羽の相方的な立ち位置になる
これはあり得そうな気がしています。
そして今は髙羽がボケですが、ツッコミ役に回ることでダメージを入れるような描写もあり得るかも・・・?
・ 羂索の相方として五条悟を召喚する(五条悟の復活)
こうあってほしいと思っています。
髙羽が羂索を相方にしようとする→しかし五条悟の方が相応しいと理解する→羂索と五条悟のコンビが見たい→五条悟が召喚され復活
の流れですね。
ここまで奇天烈なことが起きれば、羂索も胃袋吐くまで笑うと思います。