※週刊少年ジャンプ 呪術廻戦第245話の内容を含むため、まだ見ていない方は、気を付けてください。
“ギャンブラー”秤 vs “凍星”裏梅
宿儺決戦外乱闘の、“ギャンブラー”秤 vs “凍星”裏梅が描写されました。
秤はやはり不死身状態(ボーナス中)になってから、裏梅と戦闘しているようです。
裏梅は、「霜凪」を駆使して、秤を氷漬けにしますが、
秤は氷漬けにされている部分を破壊し、即回復し戦闘を継続します。
ここで裏梅の「霜凪」は、
過冷却状態の呪力をぶつけ、対象を凍らせるという仕組みのようです。
秤の再生速度
裏梅の独白で、秤の再生速度は、
宿儺および五条悟を上回る速度のようです。
裏梅はそれを認識し、秤を人とは考えず、全力で潰すと宣言します。
日車、虎杖、宿儺の法定バトル
予定通り、三審制の仕組みを利用し、
前回の虎杖の裁判の続きから始まっています。
宿儺は前回の引きでニヤついていたので、何らかの意図があると思いましたが、
罪をあっさり認め、そしてあっさり「没収」・「死刑」の判決が下ります。
日車の説明も「長い」と一蹴するくらい、もはやどうでもいいことでした。
ただ一点、「死刑」を引いた時に日車へ付与される「処刑人の剣」には興味を持っていました。
ジャッジマンにより、没収されたのは・・・?
「没収」・「死刑」宣告をされた宿儺ですが、
「没収」されたのは、宿儺の呪具である「神武解」でした。
没収の優先度は、呪具>術式>呪力であることが明らかになりました。
勝敗の行方は?
「処刑人の剣」を日車が手にし、高専側の日下部・脹相も追加され、打って出ます。
宿儺が没収されるのは、御厨子である可能性が高く、
また五条悟との戦いで十種影法術も機能を失っていると日車は予想していました。
そしてそこに勝機を見出していましたが、
すぐに日車と宿儺が、“勝機が張りぼて”だと気づいたようです。
そして宿儺の御厨子の斬撃が日車・日下部を襲います。
考察
まず、秤vs裏梅ですが、
不死身中の秤は五条悟・宿儺よりも回復速度が早いということが判明しました。
しかしながら、羂索が黄櫨との戦いで反転術式の攻略法を披露したので、
秤も何らかのデメリットを受けることになりそうです。
そして法定バトルが割とあっさり決着がついたのは意外でした。
宿儺が処刑人の剣に興味があるのは、処刑人の剣の効果である、
「切られたものは例外なく死に至る」というところかと思います。
このロジックが解析できれば、宿儺はさらに術式を強くすることができます。
そして最後に気になるポイントは、
平定チーム側の勝機を張りぼてだと宿儺は気づいたわけですが、
なぜこの状況を平定チーム側は勝機と考えているだろう、と思ったか、ですね。
また、「見出された勝機 これを逸することなど許されない」という部分はナレーションでした。
こちらは、通常通り読めば日車に対するナレーションかと思いますが、それはミスリードで
実は宿儺にかかっている、という可能性もゼロとは言い切れないです。
日車は五条悟vs宿儺の戦いで、かなり戦況を冷静に分析できており、
間違った解釈をあまりしていないように感じます。
そのため、宿儺が勝機と感じていたものは実は張りぼてであったと、
日車が気づいたのかもしれません。
かなり可能性は低いとは思いますが、こういう展開でもないといよいよ平定チームはなす術がなくなってしまいます。