※週刊少年ジャンプ 呪術廻戦第234話の内容を含むため、まだ見ていない方は、気を付けてください。
高専生の加勢について
乙骨が五条悟に加勢しようとしますが、鹿紫雲に止められます。
「邪魔すんな」、そして「少なくとも次はオマエじゃねえ」と言い放ちます。
これに秤も賛同し、事前に作戦会議があったことが明らかになります。
秤および乙骨の介入は、五条悟がこの2人より弱った時のみ認める、という条件だったみたいです。
一応作戦があったのと、五条悟は一応死ぬ気ではないことがわかりましたね。
そして、口喧嘩の中で真希と乙骨が気になる会話をします。
真希 “自分の役割を忘れんなよ 憂太がやられたらいくつの保険が消えると思ってんだ”
憂太 “その保険も宿儺に勝てば必要なくなるよ 賭けに出るべきだ”
この会話はつまり「保険」というのは、五条悟が宿儺に負けた場合を想定したいくつかの保険ということになりますよね。
ということは、
五条悟が秤・乙骨より弱った時に介入を認める(保険1)
五条悟が宿儺に敗北した場合、鹿紫雲が出る(保険2)
五条悟が宿儺に敗北した場合、乙骨が何かしらの行動をする(保険3)
そのほか乙骨絡みの保険
という感じでしょうか。
そして、五条悟と宿儺の勝利条件について、明確に冥冥より解説されました。
五条悟:宿儺に勝てばいい
宿儺:五条悟に勝ち、かつその後出てくるであろう高専生にも勝つ
ということなので、宿儺は次の戦いに備えて、切り札を温存している、と高専側は踏んでいるわけですね。
確かに五条悟vs宿儺との戦闘前、羂索が宿儺に、
高専生が宿儺に勝てるとしたら五条悟と戦闘した後、故に高専生は宿儺と五条悟から離れられない、と伝えていますね。
そのため、力を温存しないといけない宿儺に全力の五条悟を当てる、というのが一番勝率が高いという見解みたいです。
気になるのは、冥冥が全員でかかれば羂索はなんとかなる、と思っているところですね。
何か秘策でもあるんでしょうか。
また一応日下部の認識では裏梅は生きているみたいです。
そしてこの戦いを通して、鹿紫雲は五条悟を認めているような感じになりました。
はじめは早く代わってほしいような感じでしたが、次第に見守るようになっています。
顎吐について
鵺+玉犬(黒)の合体ではなく、
「大蛇」、「虎葬(こそう)」、「円鹿」を継承した鵺であることがわかりました。
つまり「渾」は継承を意味する現象名として使われたことが確定しました。
「大蛇」はすでに破壊されているとして、「円鹿」および「虎葬」は宿儺が自ら破壊した感じでしょうか。
「円鹿」の再生能力を引き継いでいるため、五条悟も一撃で破壊することが攻略条件と思っています。
魔虚羅が宿儺の斬撃を放つ
宿儺は五条悟の「茈」をかなり警戒しています。
消耗している状態で100%の「茈」を受けると、宿儺も致命傷になると考えていました。
そこで撃たせる間を作らないよう、魔虚羅と顎吐で攻撃し続けているわけですが、同時に宿儺はあるものを待っていました。
そしてついに宿儺が待ち望んでいたものが現実になります。
「ガコン」という音と共に宿儺のような斬撃を放ち、五条悟の腕が飛びました。
「茈」発動の確定演出
五条悟は腕を飛ばされた後、魔虚羅・宿儺・顎吐に追い討ちをかけられますが、
顎吐の攻撃を受けると同時に、
“さっきからオマエだけ釣り合ってねーんだよ”
というセリフを吐き、出力最大の「蒼」で顎吐を潰してしまいました。
そしてその41秒後に虚式「茈」が新宿に戦跡を刻む、というナレーションが入りました。
考察
まず魔虚羅が斬撃を放った件ですが、これは五条悟への防御に「適応」したのだと思われます。
魔虚羅は防御側の優秀さが目立ちますが、実は「適応」というのは、相手に効果的な攻撃を繰り出す、
という意味にも解釈を広げられます。
現状、五条悟の不可侵は適応しているので、宿儺の見えない斬撃が効果的です。
しかしながら、宿儺は現在十種影法術を使用中のため、御厨子は併用できません。
ですが、現在魔虚羅は伏黒恵ではなく、宿儺の影なので、主の能力も適応し使えるという解釈の拡げ方をしているのではないかと思います。
また、ついに虚式「茈」の発動がナレーションされました。
しかし、これが無制限の「虚式」かどうかは判断できません。
しかもこの発動がナレーションされたことで、魔虚羅は葬れるかもしれませんが、
宿儺は葬れないかもしれませんね。